非利き手、うまく使えてますか?

非利き手、うまく使えてますか?

機械ってフクザツ・・・

こんにちは、こんばんは!都留店の江川です!

最近、ボウリングの機械を直したり、調整したりする機会が増えまして…(座布団マイナス3枚)

バリバリの文系で、工業とか機械系とか全く触れてこなかった私にはなかなかな難題に直面することも多々ありました。一番の難題は力が居る作業でしたが…ヘナァ

「こことここつながってるの!?」
「こんな所のスイッチが関係してるんかい!」
「この部品替えたいのに全部バラさないといけないの!?

あれだけ規模の大きいモノを動かしているわけですから、当然いろんな部品がいろんな部品とリンクして、「ピンセッターマシン」を形作っているんですね…(感嘆)

人体ってフクザツ?

じゃあ人間の体は?というところから本題に入っていきますが、案外皆さんが何気なく行っている投球も、人体のありとあらゆる部位の筋肉・骨・関節などの動きから成り立っています。

それぞれの部位ごとに、「意識せずともほぼ同じ働きができる」・「多少の動作のブレでは投球に影響しない」・「ブレた時に意識して直さないと投球に大きな影響が出る」など様々な特徴があります。

その中でも大事なのが「利き手ではない方」(※以降『非利き手』と表記します)です!
投球に使わない手だからこそ、意識の行きにくい手だからこそ、割とおろそかになっている人が多くいます。
実は、非利き手は、

・リリース前後のバランス
・ピンに対する肩や腰の向きの安定化
・プッシュアウェイからのリズムの補佐
・助走時の重心変化の起点

等々多くの役割を担っています。ただ、そのほとんどが「補佐」であると思っていいでしょう。
仮に、投球に大きく影響する利き手や脚や体幹がすべて完璧に、寸分たがわず動作できていたら非利き手の動きなんてどうでもいいかもしれません(そんな超人が居れば、の話ですが…)

が、補佐であるが故に、「弱点を補う」大きな存在であると考えるべきです。

100点満点のテストで、80点分は暗記の問題・20点分はボーナス的な感想文
があったとしたら、暗記が苦手な人ほど感想文に書く内容を事前に考えておいて、テストの初めに感想文から書く人が多いはずです。

リリース時に少し重心がブレてしまう・内ミスをしてしまう・中々球威があがらない…など、色々な悩みはあるかと思います。悩んで、改善してみて、成功すればそれで良いですが、誰にだって苦手な事はあります。そういう時は、少し視点を変えて「非利き手」の動かし方を意識してみてはいかがでしょうか?

非利き手を斜め前に伸ばしてみたり、肩甲骨に少し力を入れてみたり、腕を下すタイミングを遅めてみたり、身近なプロの動かし方を真似てみたり、と様々な方法があります。
利き手のように振り子運動を強制されていない分自由に調整が効くのが非利き手だったりします。

少し行き詰ったときは「非利き手」の動かし方を意識してみてはいかがでしょうか?
思ったよりいろいろな動作にリンクしていることが分かるはずです!

それではまた、再来週の記事をお楽しみに!

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