ボウリングボールの動きを変えたい・・・。
そんな時は
さまざまな番手のアブラロンパッドやマイクロパッド等を使って
表面を加工(サンディング)したり、ポリッシュ加工(ツヤ出し)をして
フッキングポイントを調整し、ボウリングボールの動きをコントロールできます。

サンディング加工
アブラロンパッド等を使う際、霧吹きなどを使用し水を付けながら行うと、
パッドの目詰まりを軽減し、きれいに表面を仕上げる事が出来ます。
また水を使うことで摩擦熱を抑える事が出来て、ボールへのダメージも軽減できます。

フッキングポイント
レーン手前→レーン奥
#360→#500→#1000→#1500→#2000→#3000→#4000
表面が荒い→表面が細かい

表面を荒くする事により、曲がりが大きくなるというよりは、
「フッキングポイントが手前に来る」という感じでしょうか。
安定した曲がりになってきます。
あまり表面を荒くし過ぎてもロールアウトしてしまったりするので注意が必要です。
※#360はキズ取りを兼ねて下地として加工し、徐々に目標の番手に上げましょう。
ポリッシュ加工
コンパウンド等を使ってボールを磨くとツヤが出ます。
ツヤの出し方で、更に細かな調整をする事ができます。

しっかり走らせたい。
「#4000でサンディング+ポリッシュ」
レーン手前を程よく走らせ、バックエンドでキレるように。
「#1500でサンディング+ポリッシュ」
など、レーン手前の走りが良くなり、ボールの動きにメリハリを出すことが出来ます。
サンディング加工やポリッシュ加工でボウリングボールの動きをコントロールできますが、個々の投球技術やレーンコンディション、元々のボールが持っている特質によって違いはありますが、明らかにボールの動きを変える事が出来ます。
ドリルレイアウトでも動きを多少調整できますが、
今お使いのボールをプラグしてレイアウト変更して再ドリルをする前に、
まずは表面加工を試してみるのが良いかと思います。
※それでもダメならドリラーと相談してプラグするか決めましょう。
一部メーカーのボウリングボールの箱に「表面仕上げ」が書いてあるのを見た事があると思います。
メーカーがそのボールの特徴が一番出る表面仕上げで出荷されています。
この最初の表面仕上げを基準に、
「自分のイメージにあった」
「レーンコンディションにあった」
表面加工を探してみてはいかがでしょうか?

本来は各番手の表面加工で、動きの違いをお見せしたい所ですが、
ドリルには自信ありますが、投球に関してはプロでは無いので・・・・。汗
N&KプロショップP1には多彩なプロボウラーが在籍していますので、
後に誰かが投球動画を紹介してくれるでしょう。(お願いします。)
P1坂東店 公認ドリラーやなか