対照的なアプローチ?
注目の新作ボール2個
今月もまた注目のボールが目白押しですが、その中で鈴木の気になってるボールが二つあります。
一つ目はストームのDNA。まずはネーミングに気合を感じますよね。そして低慣性コアのスーパーコイルコアとEXOソリッドリアクティブの組み合わせでレーン手前から転がりながら先の動きが扱いやすいボールに仕上がっています。オイル引き立てのレーン変化が激しい場合などにうまくこなしてくれそうな感じです。
もう一つはエボナイトのザ・ワン ブラックウレタン。こちらは曲がるウレタンとして好評だったザ・ワンウレタンをさらに強いコアを使用する事でより曲がるウレタンへと進化しています。もちろんカバーストックはウレタンですからオイルの状況に過敏に反応することなく扱いやすい仕上がりになっています。
どうでしょうか?
この二つのボールに共通している事はオイルへの過敏な反応を抑え、扱いやすい動きをするオイルに強いボールというところだと思います。
しかしアプローチの仕方が対照的ですよね。
かたや強いカバーを使用しながらコアを低慣性にすることで扱いやすさを目指したDNA。
一方カバーにウレタンを採用しながら強いコアを使う事でオイルへの強さを目指したザ・ワンブラックウレタン。
ボウリングボールの面白さがこの2つのボールを投げ比べたらよくわかるかも知れません。
カバーストックの影響をより感じるか、コアの動きの強さをより感じるか人によって感じ方が違いますからね。
以上長野店鈴木がお届けしました。