個人練 打とうとするほど ダメになる?!
都留店担当江川、心の俳句でした。
それでは皆さん、よいボウリングライフを♪(エンディングの音楽)
すみません、嘘です。いくら最近 てんやてんやてんや&わんやわんやわんや だとしても、たった2行で終わらせたりはしません!あと、久しぶりの投稿ですみません、すみません…
今回は練習のお話です!
大会やクラブ・リーグに参加している方はぜひ、気を付けていただきたいアドバイスになります!
練習と本番の乖離
大会やクラブ・リーグで良い成績を残すために練習する理由って沢山ありますよね。
新しいコンディションに慣れる・本番前の肩慣らし・色々なボールの試し投げ・フォームの確認etc…
どれも大切な心掛けで、怠っては本番で良いスコアは取れません。が、
練習の感覚をそのまま本番に持ち込むと、本番で痛い目を見ます。
ちなみに、本番にそのまま持ち込んではいけないのが、練習で良いスコアを出した成功体験です。
逆に、失敗体験は様々な場面で糧となることが多いので、反省点は常に心に留めておきましょう。
というのも、そもそも練習と本番では、同じような環境を作ることは難しいからです。
ボックス内の人数が違えば、コンディションの変化も、投球のテンポも変わってきます。
疲労度に対するコンディションの状況も同じことはありません。
練習・本番で、投げるゲーム数が多ければ多いほど、その乖離は大きくなっていきます。練習と本番の2ゲーム目、5ゲーム目、それぞれ立ち位置が何枚違って、ボールチェンジは何回異なるでしょうか。
戦わなければ強くなれない
コンディションやボールの扱い、戦略の考え方に慣れる、というのは本番でこそ効率的に身につきます。本番で勝ちたいなら、本番を軸にした考え方で練習をしなくてはいけません。本番の立ち回りについてのシナリオは、場数を踏むことでしか描けない。
ボウラーもまた、戦いの中で成長していくのです。
それでは、練習では何を得ているのでしょうか。意味がないのでしょうか?
いいえ、それは違います。
練習で得るのは、スキル・欠点の修正・集中的な経験値である
と、そう思います。
オススメの練習方法
思わぬ状況に立ち会ったときや、刻々と変化する状況に対して打つ手がなくならないように、様々なスキルを得ておくと、安定した戦い方ができます。
練習で、あえて最適ではないボールやコースで良いスコアを目指してみたり、ボールチェンジを頻繁に行って色々な場面でボールの動き方の違いを見たりすると、着実に引き出しは増えていきます。
また、苦手を無くすための集中的な練習も効果的です。平均的に出来る人と、得意と苦手の差が激しい人とでは、前者の方が有利と言えるでしょう。それは、コンディションが「変化する」という性質にあります。
得意なコンディションも、ゲームが進むごとに変化します。得意な内に250越えのビックゲームを毎回打てるなら話は別ですが…。
対して、苦手なコンディションも変化して、自分にとってやりやすくなる可能性も十分にありますが、上手くいっていない状況からリカバリーするのは困難を極めます。
打てていない状態で、自分の投球のどこが正解で、どこが間違いかわからなければ、「変化」を感じ取る指標や基準が曖昧であるからです。
戦いに備えて、装備品とスキルを整える。
練習はそれくらいの感覚でいた方が、惑わされずに実力を発揮できると思いますよ。
それでは皆さん、よきボウリングライフを♪