ボウリングが上達する練習方法
P1プロデューサー?の矢野欽太です。
今回は、僕が実際に指導しているジュニアの練習方法について書かせて頂こうと思います。
いろいろな練習方法がありますが、その中でも最もシンプルで効果的だと思う練習です。
もちろん、ジュニアだけでなくすべてのボウラーにとって効果抜群です。
その練習方法とは・・・
スペアー練習です。
あまりにも普通過ぎてがっかりしましたか?(笑)
もう少し正確に言うと
「スペアーボールでの練習」です。
スペアーボールでフォーム固めをして、コントロールを養うというドリルです。
※ここでいうドリルとはボールに穴をあけるドリルではなく、知識や技能などを取得するための反復練習のことです。
1投目のボールで投げると、どうしてもスピードや回転が気になったり、失投してもレーンコンディションに助けられたりするので、ついついアバウトな投球になりやすくなります。
ところが、スペアーボールで投げると、無意識に回転数を気にしなくなり、安定したフォームで投げることに意識を集中させやすくなります。また、失投がそのまま結果に出やすいので、スパットコントロールやランチアングル※の練習にもってこいです。
※ランチアングル(launch angle)=投球角度。投球者の手から離れたボールの投球方向への角度。ファールラインで20枚に落とし、スパットで20枚を通ればランチアングルは0度となる。
具体的な練習方法を2つ紹介します。
一つ目は
「20枚目を通して1番ピンに正面から当てる」
「20枚目を通して2番ピンに当てる」
「20枚目を通して3番ピンに当てる」
というドリルです。
これはいわゆる「板目に沿って真っすぐ投げる」「ちょいクロス」「ちょい出し(少し膨らませるライン)」の練習ですね。
コントロールとランチアングルの精度が上がります。
2つ目は
単純に7ピン、10ピンのカバー練習です。
ひたすら7ピンと10番ピンを取る練習です。
以前、釜利谷高校というボウリング部のある学校で指導していた時も定期的にこの練習を取り入れていました。現在、第一線で活躍している山本勲プロや山下昌吾プロ、吉川朋絵プロもよくやっていましたよ。
その頃はこの7ピン10ピントライを50球投げて、何回カバーできるかというデーターを取っていました。僕の感覚として、
カバー回数が49/50~50/50回だとそのうちナショナルに行ける可能性がある。
46~48/回だと全国大会で上位に行くチャンスがある。
40/50~45/50回くらいだと県大会レベルまでかな?
のように思っていましたね。
スペアーボールを使った練習は、基礎作りや投球制度を上げる最高のドリルだと思います。
もしよかったらトライしてみてください。
ちなみに、今P1チェーン店ではホワイトドットの特別販売キャンペーンを行っています。
ドリル料込み※で9,800円(税込)です。
※こちらのドリルは、ボールに穴をあけるドリルのことです。
最近は値上げ商品も多くなり、スペアーボールもドリル料込みだと10,000円以下では買えなくなってきました。
ドリル料込み10,000円以下で買えるラストチャンスかもしれません。
こちらの方も、もしよかったらご検討してみてください。
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