シューズパーツ・・・すっごく大事

シューズパーツ・・・すっごく大事

スライドパーツを交換しよう

最近お客様から何度かお問合せ頂いたのでシューズパーツ(スライドパーツ)について書いていこうと思います。

そもそもボウリングシューズの靴裏が蹴り足とスライドする足で違う事はご存じですよね。

ハウスシューズとマイシューズの一番大きな違いといってもいいでしょう。

それでは滑りすぎたり、滑らなかったりする場合の対処を考えましょう。

憧れのLinds

私がボウリングを始めたくらいの時期、今から約30年前になってしまいましたが・・、ボウリングシューズの最高峰はLinds(リンド)でした。

靴裏の交換という発想すら無かった時にLindsを履いているプロボウラーに靴裏を見せてもらって衝撃を受けました。スライド部分にクリーツ加工がしてあって入れ替える事で調整が可能になっていたのです。3000円位の靴にシュースラードを貼っていた私には夢のような靴でした。

日進月歩

ちょうどそのころWindiws98が発表されてから凄い勢いでコンピューターが進化していましたが、ボウリングにも革命的な進歩がありました。

そう、ウレタンからリアクティブへの表面の進化、そしてスロボットを使用してのボールの開発などがおこなわれていました。

そして高級すぎてLindsには手が出なかった私たちにもなんとか買えるDexterの登場です!

スライド側の靴裏がマジックテープで張り替える事が可能でした。これだけでも素晴らしかったのですがすぐにカスタムする人が登場。一枚張りのパーツを前後左右に切り分けて組み合わせて使い始めたのです。もう目が点状態。

これ、都留店の江川くんみたいに体重の軽い人はあまり気にならないかもですが、そうでない人には結構重要でした。なぜなら摩擦力は体重に比例するからです。

(摩擦力F=μN でボウリングでは垂直抗力N≒mg)

一枚張りを交換するだけでは出来なかった更なる微調整が可能になったのです。

そして各社続々とこの流れを取り入れていきました。

スライドパーツの現在

さらなる進化を続けて現在、スライド部分だけでなく蹴り足側のゴム部分、両足の踵部分まで交換できるようなシューズが主流になってきました。

Dexterシューズは今でもトップを走り続けており、蹴り足に付けるマックスパワーステップという人気商品もあります。

アメリカンボウリングサービスのシューズは靴裏にLindsと同じようにクリーツをはめ込むことができます。ただ大きな違いはクリーツをはめるベースのパーツも交換できることと、クリーツとベースの高さの差が無い事でしょうか?

ハイスポーツ社のシューズは靴裏のつま先部分とその他の部分で切り離しが可能で、また小窓状の3か所でパーツを入れ替える事が可能です。

ちなみにスライドが気になる私はハイスポーツ社の靴でもDexterでもスライドパーツだけはABSの物を使用し続けています。

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こんな感じにベースの穴のつま先側に滑るクリーツ、踵の方に行くにしたがって滑らないクリーツを入れて使用しています。

そしてもう一つ愛用はハイスポーツのローヒールパーツとヒールエッジパーツ。左右の足のバランスが悪くなりがちな人にはお勧めの品です。

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以上シューズパーツについてざっくりまとめてみました。

ようやくBOWLEXが終わり一息つけるかな~と思っている長野店鈴木でした。

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