スペアを狙うのに基準となる「3-6-9スペアシステム」って、何なん?

スペアを狙うのに基準となる「3-6-9スペアシステム」って、何なん?

どうも、幸田店の「のっち」こと、野々山です♪

このブログを見ていただいている方は「3-6-9スペアシステム」についてご存じの方も多いとは思いますが、日本でも若い方を中心に高回転ボウラーが増えてきた昨今、昔に比べてこの「3-6-9スペアシステム」を語る人が少なくなっているような気がするので、今回はこれについて説明させていただきます♪かなり基本的なお話なので、興味が無い方は申し訳ありません……。

ここからが3-6-9スペアシステムの説明となりますが、基本的に右投げの方向けの場合の解説となります。左投げの方は左右を反転してお考えください。

・キーピンを基準に考える

キーピンとは2投目にスペアを狙う際、残ったピンの中で1番手前にあるピンの事を言います。1番ピンが残っている場合は当然キーピンは1番ピンとなります。残りピンがバケット(2-4-5-8)の場合は2番ピン6-10であれば6番ピンがキーピンとなります。

・1投目の立ち位置と狙うスパットおよび10番ピンを狙う際の立ち位置と狙うスパットを決めます。この2つのラインが全ての残りピンの狙い方の基礎となるので、「このへんからあのへん」ではなく、きちんと決めてください(笑)

・キーピンが1番ピンもしくは5番ピンだった場合

この場合は立ち位置(ボールを構える位置)も狙うスパットも1投目と同じになります。リラックスして、きちんと狙いましょう。

・キーピンが2番ピンもしくは8番ピンの場合

この場合、立ち位置を1投目の立ち位置から板目3枚分右に移動して1投目と同じスパットを狙います。

・キーピンが4番ピンの場合

立ち位置を1投目の立ち位置から板目6枚分右に移動して1投目と同じスパットを狙います。

・キーピンが7番ピンの場合

立ち位置を1投目の立ち位置から板目9枚分右に移動して1投目と同じスパットを狙います。

・キーピンが6番ピンの場合

立ち位置を10番ピンを狙う位置から板目3枚分右に移動して10番ピンと同じスパットを狙います。

・キーピンが3番ピンもしくは9番ピンの場合

立ち位置を10番ピンを狙う位置から板目6枚分右に移動して10番ピンと同じスパットを狙います。

うん・・・・・・文字にするとわかりにくい(笑)

要は、狙うピンが1つ隣になるたびに狙うスパットは変えずに立ち位置のみ、3枚単位で移動しましょうというお話です。(立ち位置を右に移動して同じスパットを通せばボールは左に向かっていくからです)

これは大昔から存在する基本的なスペアの狙い方として確立されている方式なのですが、最近では残りピンの位置にかかわらず2投目をストレートで狙う人や10番ピンを対角線で狙わず右側から投げる人なども増えているのでこの限りではありません。

また昔は日本人の高回転ボウラーが極端に少なかった事やボールの主流がウレタンだったり、さらに昔の硬質ラバーだった時代の理屈なので当時はよかったのですが、現在は高回転ボウラーが増え、そうでなくても昔に比べてボールも曲がりやすいリアクティブウレタンが主流なので、狙い方が単純計算だけでは思わぬ落とし穴がある可能性があるので注意が必要です。

ただし2投目をストレートで狙う人でも2-8などの縦残りやベビースプリットなど、角度をつけた方がスペア率が上がる場合があるので、2投目は「曲げて狙う」「まっすぐ狙う」両方の狙い方ができるのがベターだと思います。ぜひ練習で意識してみてください。

いくらストライクを量産してもオープンフレームが大量にあったら全く意味ありませんからねぇw

では、またw

追伸 今回はあえて文字だけの説明をさせていただきました。来週は動画付きでさらにつっこんだ話をする予定なので、まずはこの文章をさらっと目を通しておいてください♪

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