ボールを車に載せっぱなし。夏は特にダメ!

ボールを車に載せっぱなし。夏は特にダメ!

P1坂東店ドリラー谷中です。

暑くなってきましたね。私は暑い夏は嫌いではないのですが、

車のドアを開けると、「もわゎゎゎぁん~」と熱気が。

車内温度も相当上がってます。話では50度を超えるようです。

 

よく聞く話ですが車にボウリングバッグを載せっぱなしにしている方がいます。

「夏はオイルが抜けて一石二鳥じゃ~!」

って笑いながら話をしてくれたお客様もおりますが(笑)

 

車の中にボールの載せっぱなしは止めましょう。

ボウリングボールは重いですし、車から降ろすのが面倒くさいかもしれません。

夏は車内(トランクルーム)が高温になる為、ボールが非常に痛みますし、

最悪割れてしまう事も多々あります。

バッグの底にオイルが溜まるくらいになっている事もあります。

長時間、高温に晒されたボール、

オイルと一緒に「可塑剤」も一緒に抜けているかも知れませんよ?

そもそも「可塑剤」って何?って事ですが、

「プラスティサイザー」とも呼ばれ(特撮戦隊ものみたいねw)

ボウリングボールの表面素材に入っているもので、ボールリアクションを

司っていると言っても過言ではないもの。

ボールそれぞれに違った可塑剤が使われています。

なかななピンと来ないかも知れません。

お味噌汁に例えると、

お味噌をお湯で溶いて作ったお味噌汁は・・・・・・味気ない。正直不味いです。

お味噌に鰹出汁や昆布出汁をいれるから旨味がでて美味しくなりますよね?

鰹出汁と昆布出汁では、同じお味噌使っても味が変わってきます。

ボウリングボールに入っている可塑剤は出汁のようなものですかね。

その出汁にあたる「可塑剤」でボールリアクションの「味付け」をしています。

 

夏の車内で高温に長時間さらされ、オイルと一緒に可塑剤も抜け

ボールは硬くなり、良い動きをしなくなります。

もちろんピンアクションも悪くなってしまいます。

 

ボールを大切にするなら

面倒くさがらずに、車から降ろすようにしましょうね。

 

「出汁の抜けた味噌汁ボール」にならないように。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です