レイアウト
【狐ヶ崎店】 矢野欽太
今月2個目のボールをあけました。
1個目が前回(6/10)のブログで紹介したアキュライズ10。
そして2個目が「ゼン・ソウル」です。
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最近、ボールを紹介するたびに「これはお勧めです!」となってしまいます。
僕の「お勧めです!」の言葉が軽く感じられてしまうので、しばらく封印しようと思っています。笑
そこで今日はレイアウトの話をしますね。
僕が自分のボールをドリルする時のレイアウト※は「4×4×2」や「45°×4-1/8×30°」のように、基本的にはそのボールの動きがもっとも出やすいレイアウトでドリルします。
豆知識
【レイアウトの種類】
レイアウトの方法は「PSAレイアウト」と「デュアルアングルレイアウト」の2種類があります。
PSAレイアウトはストーム社が発表しているレイアウト方法で「4×4×2」や「4・1/2×3×1」のように3つの長さで表記されます。
デュアルアングルレイアウトは、モーリッチ社やラディカル社を立ち上げたモーピネル氏が考案したレイアウト方法で「45°×4×30°」や「60°×4・1/2×70°」のように2つの角度と1つの長さで表記されます。
どちらのレイアウト方法を採用するかは、ドリラーまたはプレイヤー次第です。(僕はお客様に合わせてどちらのレイアウトも採用しています。)
レイアウト例の写真を張り付けましたので参考にして下さい。長さや角度が持つ数字の意味は、説明すると長くなるので別の機会にしたいと思います。
【僕のレイアウトに関する個人的な説明】
片手投げ用のレイアウトを載せています。ちなみに僕は片手でも両手でも投げますが、両手投げでボールを投げるとそのボールの評価がいまいち正しくできない(><)ので、基本的には片手用にドリルしたボールでレビュー(レポート)を書くようにしています。
ニューボールを開けた時、片手と両手で動画を上げますが、その際は片手投げ用に開けたボールをそのまま両手で投げています。
実際に使う両手投げ用は片手投げ用にドリルしたボールをしばらくしてからプラグしてドリルし直すことが多いです。
【レイアウトの例】
話を元に戻しましょう。
今回、ゼンソウルはいつものレイアウトではなく
「45°×2・1/4×45°」
でドリルをしました。
スキッドが短めで奥の動きが緩くなるレイアウトです。
久しぶりに試した2・1/4インチ。
緑色のピンと白いテープ(僕の回転軸)の距離が2・1/4インチ。
コアアクシスアングル30°です。
※注 デュアルアングルレイアウトで用いられる2つの角度はコアアクシスアングルではありません。
【コアアクシスアングルとは】
コアアクシスアングルとは、コア(ウエイトブロック)の傾きのことです。回転軸に対し、コアアクシスアングルが45度の時がもっともフレアーが出て、ボールの曲がりが大きくなります。また、0度や90度に傾いていくにつれ、フレアーは小さくなっていきます。
ボールにはピンと呼ばれるウエイトブロックの位置を示す印があり、PAP(回転軸)の位置からピンまでの距離で、コアアクシスアングルを知ることができます。
最近動きのいいボールばかり投げていたので、おとなしいレイアウトのボールを投げると扱いやすくて気持ちが楽になる感じがしました。
結果、最近はゼン・ソウルばかり投げています。
ピンアクションもいいですしね!
カバーストックがハイブリッド、コアは対象コアでレイアウトはおとなしめ。
ラインナップ的にもちょっと手放せないボールとなってしまいました。
ボールバッグの中が同じようなボールばかりになっている方、もしよかったら参考ににしてみてください。