プロテストからのよもやま話
【狐ヶ崎店】 矢野欽太
プロテストの第1次実技テストが終わりました。
今年、東日本でトップ通過したのは斎藤祐太君でした。
彼のことは3歳くらいから知っていて、僕が静岡に移るまでずっとドリルをしていました。20年以上彼の成長を観ていたという感じで、僕自身思い入れの強い選手です。プロテストの推薦状も書かせていただきました。
ぜひ第2次でもトップを目指して欲しいです。
今年は10代の受験生が多く、1次通過者だけでも8名います。
静岡県からも2人の高校生が受験しています。
女子で2位通過の徳田有紀さんと男子で11位通過の内藤広人君です。
徳田さんは大きなバックスイングから力強いボールを投げる、将来が楽しみな選手です。内藤君は昨年11月に開催された全国大会の都道府県選手権で2位に200ピンという大差で優勝した実力を持ちます。ボウリングマガジン2月号でも下地プロのフォーム解説のコーナーで取り上げられていました。
今僕は静岡で何人かのジュニアを教えていますが(残念ながら徳田さんと内藤君は僕が教えているわけではありません)、やはり2人の受験は刺激になっているようです。
素敵な化学反応が起こることを期待しています。
個人的に注目しているのが、西日本で受験している中野夫婦です。中野麻希さんは西日本女子のトップ通過。元ナショナルの実力は伊達ではありません。そして中野真明さんは、ボウリング界では武本真明さんの名前の方が有名ですね。ジュニア時代は同じ年ということもあり、「東の山本(勲)、西の武本」と好敵手としてよく取り上げられていました。今はP1のライバルでもあるBSDというプロショップを経営しています。
2次テストでも、楽しみな選手がいっぱいいるようです。
プロボウリングもますます面白くなることでしょう。
今月号のボウリングマガジンで新人Pリーガーの三浦美里プロ、幸木百合菜プロ、今井双葉プロが表紙を飾りました。表紙を飾ることは知らなかったので、ボウリングマガジンを見た瞬間、驚きとともにすしい気持ちになりました。
ふと、高校時代に春高(高等学校ボウリング選手権)で、三浦プロと斎藤祐太君が選手宣誓をすることになり、二人で練習していたことを思い出しました。

この年になるとジュニアから見てきた選手たちの成長とか、活躍がやたらうれしくなります。
ちなみに次回のPリーグ(4/21(金)22:00~)では、三浦プロ、岩見プロ、霜出プロが対戦し、僕が解説をします。
三浦プロのPリーグ初戦の解説ができたことはやはりうれしく思えました。あらかじめ解説する順番は決まっていてその後に抽選です。神様が味方してくれたようです。しかも、教え子の岩見プロとの対戦です。さらにオンエアーの翌々日4/23には狐ヶ崎で霜出佳奈プロのチャレンジです。いろいろなことが重なって感慨深いですね。
4/23(日)・狐ヶ崎ヤングランドボウル・霜出佳奈プロチャレンジ – 株式会社N&K (nandk.net)
受験生もジュニアもそしてプロボウラーも、みんなそれぞれ大変だし、頑張ってます。
近くで見ながら、できるサポートはして、いろいろな選手の活躍を楽しんでいる毎日です。
「プロテストからのよもやま話」への2件のフィードバック
徳田有紀さんはプロになりましたか?
実技は受かったようですが、筆記が追試になっていてまだ正式に合格とは言えない状況です。