ボウリングでカーブを投げる方法は?持ち方やコツも紹介!
ボウリングにはさまざまな投げ方がありますが、なかでも覚えたいのが「カーブボール」です。ギュギュっと回転するカーブに、憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか?
見た目もカッコ良いですし、マスターすればストライクを取れる確率がグッと高まりますよ。今回は、カーブボールの正しい投げ方を紹介します。ぜひ読んで、ボウリングのスコアを上げるのに役立ててください。
ボウリングでカーブを投げる方法は?
ボウリングでカーブを投げようとしたときに、手首を捻って投げる人もなかにはいます。しかしそれは間違い!正しいカーブの投げ方を紹介します。
カーブを投げるときの正しいボールの持ち方
まずは持ち方から確認していきましょう。カーブを投げるときは、次の点に注意してボールを持ってください。
- ボールは体の右寄りに構える
- 胸の位置で持つ
- 中指と薬指は第一関節までしっかり入れる
- 投げる方向を12時としたときに、親指は10時の方向を向ける
- 親指は関節を曲げずに第一関節まで入れる
- 親指でおさえ、手のひらで包みこむように持つ
カーブの投げ方
正しい持ち方がわかったところで、いよいよカーブの投げ方を説明します。
まず、ボールを持っている腕を、体の後ろに伸ばします。腕がひざ付近を通過するとき、親指が10時の方向をしっかり向いているか気を配ってください。
投げるときは親指から指を抜いていきます。続いて中指と薬指を指穴にひっかけながら投げましょう。手首は捻らず、ひじをしっかり伸ばしてください。
なおカーブのとき、どれくらい助走したらいいか悩むことがあるかもしれません。一般的にカーブでは、「4歩」の助走が理想的です。5歩よりもタイミングが掴みやすくなります。参考に覚えてくださいね。
ボウリングでカーブを投げる理由
ここまで、カーブの正しい投げ方を紹介してきました。テレビなどでプロボウラーが投げるシーンを見ると、ほとんどの場合カーブで投げています。
カーブを投げる理由はなんでしょうか。もちろん、ただカッコ良いからだけではありません。きちんと理由があるんです。カーブを投げる理由を説明しますね。
ボウリングでカーブを投げる理由は、「ストレートよりもストライクを取れる確率が高くなる」からです。
右利きの人がストライクを狙う場合、1番と3番のピンの真ん中(左利きの人なら1番と2番のピンの真ん中)に、3度~6度の角度でボールをあてると、ピンを理想的に倒すことができます。
この場合、ほぼ100%ストライクが取れるでしょう。
この1番と3番ピンの真ん中に3度~6度の角度でボールをあてる考え方を、「パーフェクトストライク理論」と言います。これから真剣にボウリングに向き合いきたいという人は、ぜひこの理論も覚えておいてください。
仮にストレートでパーフェクトストライク理論を実践しようとすると、レーンの右端から斜めに投げなければなりません。カーブであればレーンの真ん中から3度~6度で1番と3番ピンの真ん中にあてることができます。
パーフェクトストライク理論を活用してストライクを狙うには、カーブがどうしても必要になるのです。
上手くカーブを投げるコツ
上手にカーブを投げるには、いくつかコツがあります。カーブを投げるコツを紹介します。
コツ1.手首を使いすぎない
上手にカーブを投げるには、手首を使いすぎないことが大切です。カーブで肝心なのは、手首ではなく指の動きです。
手首でカーブをかけることを覚えてしまうと、指先の感覚がいつまでも養われません。上達が難しくなってしまいます。手首を痛めないためにも、指先を上手に使ってカーブを投げましょう。
コツ2.ボウリングボールは自分に合うものを選ぶようにする
ボールの重さや指穴の大きさなど、自分に合うボールを選ぶようにしましょう。指や手首に負担のかかるカーブでは、自分に合うボールを使わないと怪我につながる可能性があります。
コツ3.中指と薬指を意識する
カーブを投げるときは、とくに中指と薬指の動きを意識しましょう。投げるたびに中指と薬指の感覚を覚えていくようにしてください。この2本の感覚をつかめば、自然と上手なカーブを投げられるようになります。
コツ4.フォームを意識する
カーブを投げることに気を取られると、どうしてもフォームがバラバラになりがちです。どのスポーツにも言えることですが、やはりボウリングでも正しいフォームを覚えることが大切です。
カーブのときも、フォームにしっかり気を配りましょう。ポイントは、レーンに対してまっすぐ体を向けるように投げることです。
ボウリング場のハウスボールだとカーブは難しい?
「ハウスボールだとカーブを投げるのが難しい」ということを知っていますか?ハウスボールとは、ボウリング場に置いてあるボールを言います。ウレタン素材でできていて、耐久性に優れているのが特徴です。
ハウスボールの場合、曲がる角度は1度~2度程度になります。ウレタン素材は摩擦を生みにくく、どうしても曲がりにくくなってしまうのです。
ストライクを狙うために必要な3度~6度を曲げるには、カーブがかかりやすいマイボールでなければなりません。
ウレタン素材でできているハウスボールと違って、マイボールは摩擦を生みやすい、曲がりやすい素材でできています。
もちろん、ハウスボールにもメリットはあります。変化が少なくスコアも安定しますし、慣れないうちはフォームを安定させるためにハウスボールの方が良いでしょう。
しかし、カーブを上手に投げてスコアを上げるにはマイボールが必要になります。
これまでハウスボールを使っていたという人も、もしカーブをマスターしたいのであれば、マイボールの購入を検討してみてください。
マイボールの値段は数千円から数万円と、幅広いラインナップから選ぶことができます。実は通販で購入することも可能です。お気に入りのマイボールをゲットして、スコアアップを目指していきましょう。
まとめ
今回は、ボウリングのカーブの投げ方を見てきました。一見かなりのスキルが必要なカーブですが、正しい方法を覚えれば投げられるようになります。
ただし、ハウスボールでカーブを投げるのは難しいでしょう。「これから本格的にボウリングをしていきたい」「上手にカーブを投げたい」という人は、マイボールの購入をおすすめします。