ボウリングボールの値段は?高いと何が良いの?長く愛用するコツも

ボウリングボールの値段は?高いと何が良いの?長く愛用するコツも

「これまでハウスボールを使ってきたけれど、いよいよマイボールが欲しくなった!けれど、いくらするんだろう?」ボウリングボールの値段が気になる人もいるでしょう。

今回は、ボウリングボールの値段について説明します。高いと何が良いのか、中古ではだめなのか、さまざまな疑問に回答します。購入したボールを長く愛用するコツも見ていきましょう。

ボウリングボールの値段は?

いよいよ購入するマイボール!いくらくらいするのでしょうか?ボウリングボールは、値段に大きく幅があるのが特徴です。安いものなら数千円で購入できますし、反対に高いボールだと5万円を超えるものもあります。

なお、ボウリングボールを値段で選ぶ場合、穴開け代も考えておくようにしましょう。穴開け代はおよそ5,000円です。安いボールと高いボールの違いは、次でくわしく説明します。

値段の安いボールと高いボールの違い

値段に幅のあるボウリングボール。安いボールと高いボールでは、何が違うのでしょうか。値段の違いを説明します。

安いボールの特徴

1万円前後で購入できる安いボウリングボールの場合、プラスチック素材でできているボールが多い傾向にあります。プラスチック素材は摩擦が少ないため、曲がりにくいのが特徴です。ストレートボールが投げやすいでしょう。まだフォームが安定していない初心者に向いています。

高いボールの特徴

一方、高いボールはリアクティブ素材など摩擦が強いものが多くなります。回転力があり曲がりやすいため、スキルが必要です。

また、ボウリングボールの中には動きをコントロールする「コア」が入っています。コアには対称コアと非対称コアがあり、非対称の方が値段の高いものが多くなります。対称コアと非対称コアでは、ボールの曲がり始めに大きな違いがあります。

  • 対称コア…ファールラインに近い方(手前)で曲がり始める
  • 非対称コア…ピンに近い方(奥)で曲がり始める

なおボウリングボールにはさまざまなブランドがありますが、有名なところのボールは値段が高いと言えます。反対にリアクティブ素材などでもノーブランドであれば、安く購入できる可能性があるでしょう。

高いボールはストライクを取りやすい?

ボウリングで目指すのはやはりストライク!値段の高いボールを購入すると、ストライクは取りやすくなるのでしょうか。気になりますよね。

結論として、やはり値段の高いボールはストライク率が高くなる傾向にあります。高いボールは良く曲がるのも1つですが、ピンアクションが良いというのが大きな理由です。ピンアクションとは、ボールが当たったピンが他のピンも倒すこと。高いボウリングボールはピンが良く飛ぶことで、ストライクになる確率が高くなるのです。

ただし、安いボールがストライクを取りづらいかというと、そうでもありません。ボウリングでは、右利きの人の場合、1番ピンと3番ピンの間に一定の角度でボールを入れるとストライクが取れるようになっています。必要な場所に必要な角度でボウリングボールを入れることができれば、安いボールでもきちんとストライクが取れますよ。

値段が安くなる中古のボウリングボールってどうなの?

中古のボウリングボールはたくさんあります。値段ももちろん新品より安くなっています。状態にもよりますが、選択肢の1つとして中古のボールを検討するのも良いでしょう。

ただし中古のボウリングボールを使う場合、「プラグ」の工程が必要なことに注意してください。プラグとは、ボウリングボールの穴を埋めることです。プラグではボール本来の色にするのは難しくなるため、どうしても跡が残ってしまいます。見た目が新品より劣りますし、プラグ跡は欠けやすいというデメリットもあります。

中古のボウリングボールを購入する場合は、状態や情報を良く見て、慎重に検討するようにしてください。

ボウリングボールの値段の例

参考に、ボウリングボールの値段の例をいくつか紹介します。値段はショップによってさまざまなので、ここではメーカー希望小売価格で見ていきます。

  • ストーム「パララックス」…52,000円
  • ストーム「ハイロードラッシュ」…43,000円
  • ABS「フォーチュン」…36,000円
  • ロトグリップ「ルビコン」…43,000円
  • モーティブ「スープラ」…39,000円
  • ブランズウィック「プリズムハイブリッドツアー」…51,000円
  • ラディカル「クローザーパール」…43,000円

ボウリングボールの寿命を延ばすには?

ボウリングボールには寿命があることをご存じでしょうか?ボールの寿命を延ばす方法を紹介します。

ボウリングボールには寿命がある

固く重いボウリングボールは、いつまでも使えそうなイメージがあります。しかし、ボウリングボールには実は寿命があるため注意しなければなりません。

ボールの表面はつるつるして見えますが、実際は化合物によって凸凹しています。ボールを使っていくと、この凸凹に汚れやオイルがたまりコントロールが変わってくるのです。凸凹の狂いによって転がりにくくなったり曲がりにくくなったりしたときが、ボウリングボールの寿命と言えます。

一般的に、100~200ゲームほど使用すると寿命とも言われています。寿命がきたボールに対しては正しい方法で処理し、新しいボウリングボールに買い替えることをおすすめします。

ボウリングボールの寿命を延ばす方法

せっかく値段をだして買ったボウリングボールですから、少しでも長く使いたいですよね。ボールの寿命を延ばすには、どのようにしたらいいでしょうか。

長くボウリングボールを使うためには、日々のお手入れが重要です。使用したあとは、ボールクリーナーを使って拭きあげましょう。

また、定期的に「オイル抜き」を行うことも忘れないでください。オイル抜きとは、ボウリングボールの凸凹に詰まったオイルを取る作業のことです。オイル抜きはショップでも行っていますが、食器用中性洗剤を使って自宅でも行うことができます。

ぜひ大切にお手入れして、ボールを長く愛用してください。

まとめ

今回は、ボウリングボールの値段について見てきました。ボウリングボールの値段は幅広く、たくさんの種類から選ぶことができます。初心者の場合、曲がりにくく値段の優しいボールから始めてみるといいでしょう。

なお、ボールの重さは体重の10分の1が適切な目安です。お気に入りのボールに出会えたら、日々のお手入れも忘れないでくださいね。

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