
アベレージアップを目指している人へ
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どうも、幸田店の「のっち」こと、野々山です♪
間もなくアストロフィジックス2が入荷予定……ワクワクしますね♪
他メーカーと契約してる私がこれ以上言うのは問題発言となりそうなので……また別の人に紹介してもらおっと(汗)
……と、いうわけで(どういうわけだ)、今回は少し趣向を変えまして、(私も含め)ついつい陥りがちな落とし穴についてお話しようと思います。
皆様、アベレージ上げたいですか??
こんな質問をしたらほとんどの人が「YES」と答えるでしょう。ごく一部の「楽しけりゃなんでもいい」という方を除いて、みんなアベレージは上げたいと思っているはずです。
では、どうやったらアベレージって上げられるのでしょうか?
もちろんスイング、アプローチ、リリースなど技術的な部分の改善「も」永遠のテーマなのですが、今回はそういった話ではなく、もっと単純な話……だと思います(^^;
例えば4ゲームの大会に2回出場して、1回目が800点、2回目が640点だったとしたら、アベレージは(800+640)÷8で180点となりますよね。
これが1回目のスコアが840点だったなら、アベレージは(840+640)÷8で185点に上がります。
もし1回目のスコアが880点だったなら、アベレージは(880+640)÷8で190点に上がります。
レーンコンディションがつかめて、ハイスコアが望める時に容赦なくビッグゲームを出せるかどうかというのは、大会において「優勝」を目指す際には必要不可欠な能力だと思います。
ただ、「アベレージを上げる」という観点で見ればどうなのでしょう?
もし1回目のスコアが800点のままだったとしても、2回目が720点だったらアベレージは(800+720)÷8で、190点になります。
さらに2回目のスコアが760点だったらアベレージは(800+760)÷8で、195点になります。
1回目のようにある程度レーンコンディションがわかっている時のスコアをさらに伸ばすのと、2回目のようにレーンコンディションが攻略できずに苦戦している時のスコアを少しでも良くするのは、アベレージアップにとってどちらも非常に大切な事ですよね。
1回目のように、そのままでもある程度好スコアが出せるようなシチュエーションのスコアを伸ばすには、主に技術的な改善がウェイトの多くを占めると思います。みんな200点出している時にいかに自分が230、250、270などとビッグゲームを出して相手より差をつけるかというのは、スピード、回転、コントロールなど様々な技術的な部分を進化させる事を意識するべきでしょう。
ここまで聞くと「ん?じゃあ2回目の時みたいにレーンが難しい時はスピードや回転は要らないとでも?」と思われるかもしれませんが、決してそういう話ではありません。もちろんスピード、回転、コントロールは重要です。ただし着眼点が若干変わってきます。
それは「レーンが難しくてもいつも通りのベストな投球ができていますか?」という部分なのです。
スピード、回転、コントロールなどを司る「投球フォーム」はレーンが難しくても変えずに「いつも通りの投球」をするのはアベレージアップにとってかなり重要なテーマだと思います。
・なんかスベりすぎてるから、もう少し球速を落とそう。
・なんか手前から曲がっちゃうから、球速を上げよう。
・タップばかりするから、回転数を増やそう。
・投げミスをしたらいけないレーンだから、慎重に投げよう。
これらはすべて、危険な落とし穴です!!
もちろん前述のような「小技」を普段の練習で習得していて、完全な「自分の引き出し」としているなら話は別なのですが、普段の練習でそういう事をやっていないのに急に「なんとかしなきゃ!」と自分の本来の投球フォームを乱してしまうと、何もうまくいきません。
普段の練習でやっていなくて慣れていない事を急にやろうとすると……
・もう少し球速を落とそう ⇒ 球速と一緒に回転力も落ちる
・球速を上げよう ⇒ 回転力の無駄な増加と共に回転軸もブレて不安定になる
・回転数を増やそう ⇒ 強引なカップリストのせいでリリースタイミングを乱す
・慎重に投げる ⇒ 振り子で振らずに逆に力みがちになりスイングがブレブレになる
これは極端な一例ではあるのですが……心当たりないでしょうか?
ただでさえレーンが読めてないのにこんな事してたら、余計にスコアを落としてしまいます。
なので、レーンが難しい時こそ、リラックスして「いつも通り」投げる事が大切だと思います。
そうすれば160点しか打てなかったレーンで180点を出す事も、170点しか打てなかったレーンで190点を出す事も可能となってくると思います。
もちろんアベレージという観点でもそうですが、レーン移動があるような長丁場の大会の場合でも難しいレーンに入った時に大怪我しないように耐える技術は非常に重要ですので、無駄な自滅がないようにしていきたいですね!
※今回のブログは随分上から言ってるようですが、自分で書いて自分に対する戒めでもあるので悪しからず(苦笑)