ボウリングは考える「脚である」(後編)
筋肉はすべてを解決する
ときおりそんな言葉を耳にしますが、スポーツにせよ運動にせよ、それはあながち間違いではないのだろう、と思う今日この頃。
体重約50キロ、170cmちょっとの超やせ型体系の私が言ってもまるで信ぴょう性がないのは言うまでもないこと。
よく食べ、よく動き、プロテイン?を飲み、筋トレを欠かさず行う―――
そもそも筋肉をつけるのに必要な過程、多すぎやしませんかね…(後藤プロのおうちにはトレーニング器具が置いてありました。走り込みもしているようで…すごい)
「よく食べ」の時点で挫折している私には到底出来っこない話です。よく周りからも、たくさん食べるんだよ、と心配されます。朝ごはんと昼ごはん食べるの忘れたな…(3日前談)
それはそれとして、筋肉に頼れない人たちは道具に力を借り、溢れん筋肉を持つフィジカルの鬼の方々は金棒を得てくださいというのが今回の本題。足元が貧弱ではたとえ鬼でも転ばされてしまうかもしれません。
【前編の内容はこちら】⇒https://www.pro-p1.jp/apps/note/?p=497
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重いものを投げる・持ち歩くなどする競技や、運動の種類はそう多くありませんね。ボウリングのほか、ハンマー投げや砲丸投げなどの投擲競技、登山もこれに含まれます。
皆さんはほかにどんなものを思い浮かべましたか?
これらに共通するのは、重いものを持つ上に、重心の移動が顕著である。という点です。そして縦横無尽に動き回る重心を支えているのは、そう。脚です。
正確には登山は手で身体を支える場面がありますが、それでも長時間の山行で脚は多大な負荷を受けます。
だからこそ専用のシューズがあり、場面に適した性能であるからして、軒並み1万円や2万円を超える商品であるわけです。その値段の高さの分、開発や研究成果が注ぎ込まれています。
さて、超やせ型な私も、15Pや16Pのボールをそれはそれはどこにそんなパワーがあるのかというくらいぶん投げているわけですが、それを支える脚にはかなりの負荷が掛かっているわけです。15Pなら約6.8㎏、16Pなら約7.3㎏と、なんと体重の7分の1!
そんな私が履いているのはハイスポーツ社のコアドロEVO!!
この靴を履いてからというもの、リリース時の重心のブレが大幅に減少!
ふらつきによるライン取りのズレがほぼなくなり、コントロール精度が上がりました。
足首の安定感抜群なホールドと、それでいて適度に収縮してくれる足の甲側の素材のおかげで、助走時の重心のブレと、スピードを収束させてくれます。
今までリリース時やフォロースルー時の体勢や重心、タイミングだったりいろいろと気にしながら投げていましたが、今ではリリースの時に気を付けているのは利き手首の返し方と逆の手の使い方だけ!
足元が安定するだけでこんなに楽に投げられるんだ!
と履き替えた当初は感動したものです。
もちろんスライドや蹴り脚に関わる性能も高いので、もともとファールが少ない私でしたが、履き替えてからはファール0!(ファールってスコアにも精神にもモロに響くからなぁ…)
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登山靴は命を守る
なんて、登山家やハイカーの間ではよく言われています。
こんな山やあんな山を登って、登山靴に命を預けている私ですが、
ボウリングシューズでも同じく、「命」である「スコア」や「脚」を守ってもらっています!
それこそ、傷んだシューズや、合わないものを使い続けているとケガの原因にもなるので、よく脚の状態やシューズに気を配って、楽しいボウリングライフを送りましょう♪
筆・都留ファミリーボウル 江川